人形の家    マボウ マインズ

ブルックリン橋のすぐ真下にあるDUMBO地区。ここにSt. Ann's Warehouseがある。
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ブルックリンハイツのSt. Ann教会でずーっといろいろなパフォーマンスをやっていたのだが,2001年にこのDUMBOに引っ越して来た。ここでは本当にいろいろ斬新な事を率先して発表している。
80年代の始め,知り合った作曲家佐藤聡明さんの「スタバットマター」もここで上演された。

スコットランドから来た「Black Watch」もこの劇場で。
そしてあのウースターグループはこの新しいSt.Ann's Warehouse が彼らのホームになったそうだ!もちろんSOHOの劇場ではExperience Theaterは続けて行くそう。
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今回観たのはマボウ マインズの「人形の家」。
数年前にジュリアードの演劇科の生徒の「人形の家」をみた。その時は台本にそってなかなか素直に演出されていた。今回のこの「人形の家」は出演する女性は皆背が高く,そして男性は皆こびと。2003年にここSt.Ann'sWarehouseから始まり,海外を廻りそしてこの最後の公演で又戻って来たという。

一幕はノラがOver the Topの演技。ちょっとやり過ぎ感があり,鼻につく。
台詞のなかのいろいろな所が,今の状況(女性が大きく男性が小さい,ピアニストが中国人など)に反映されて,ちょっとひねった演出になっている。ちょっとしたニュアンスなのだが,それが面白い。
この劇場のよい所は,いろいろな形に出来る所。今回は皆が席に着くと,観客の後ろをのぞいて壁にカーテンが降りる。そして舞台の上(というか床)にはばかでかいピアノ(本物のピアノの横にシンセサイザー(左)チェンバロ(右?)を置き,その上にグランドピアノの形の床を張り,舞台のエッジが大きなピアノになる。そして黒子数人(顔は隠していない)が板を開けるとそれが人形の家になる仕掛け。そして観客もその一部になった感じがする。
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一幕目がかなり。。。だったので,2幕がどうなるかと思っていた。2幕目になって劇がすすむにつれやり過ぎだと思った物が逆転する。もちろんそこに演出者の意図があるのだが。
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終ってからレセプションがあり,私たちもちょこっとだけ参加。この芝居にでていた子供たちは今や20人近くになるそうで,皆大きくなっている。。。同じ芝居を何年も持って歩けるのはとても素晴らしいこと。
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ニューヨークに住んでいる方にはぜひおすすめの舞台です。
内容はその為にあまり書かないようにしてあります! 
Mabou Mines
DOLLHOUSE
Feb 12-Mar 8, 2009
Director: Lee Breuer
☆☆☆☆☆

3月8日まで
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これは劇場に行く道,手前がブルックリン橋で遠くに見えるのがマンハッタン橋。帽子はSP。
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by miki3lotus | 2009-02-19 00:10 | 舞台・劇場・芸術
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