Japaneese Contemporary Dance Showcase at Japan Society

今年で8年目になるこの日本からのコンテンポラリーダンスショーケース。日本を離れている私には日本の舞踊会の流れを垣間見るのには打ってつけの公演といえよう。もちろんアメリカ人に日本のダンスシーンは今こうなのだ!というためにやっているのだが。

恒年1月の10日前後にAPAP ( Association of Performing Arts Presenter)と題する大きなコンベンションがヒルトンホテルにて催される。これは舞踊のカンパニーや、プロダクションが持っているカンパニーを宣伝してブッキングを取るために行われる。このコンベンションにてかなりの劇場主催者、基金がサポートをしてくれる事になるので、出す方としてはもちろんかなり力を入れる。
もちろん実際に目で見ないとわからないのが、パフォーミング・アート。そこで、プロダクションやカンパニーはショーケースを行い、大概の場合、無料でプリゼンター達を招待して抜粋やら、作品を見せる。私の知り合いの中国人主催のカンパニーなどは、夕方踊りを見せてその後大きな中華晩餐をするので結構有名だ。

日本からもいくつかのカンパニーをつれてこれにやってくる。
そして始めたのがこのショーケース。Japan Societyが主催、そしてメンバー達に見せるという趣向のため有料だが、日本にかなり関心を持っているアメリカ人、そしてアメリカ舞台人が多いので、昨日も満員。ウェイティングリストも沢山だ。

この公演ではBatik, 森山開次、千日前ブルースカイダンスクラブ、Monochrome Circus, Noism05 の5つのグループ。

アイディアが作品になるのは悪いと思わないが、それだけを押してもはじめはよいが、全部がそうであると面白くない。そこにコンセプト、テーマがしかっりあって、目指すところがあって・・・というのでなければ。アメリカでも日本でも今受けている作品にはこのようなものが多いように思われる。
そしてレペティションの問題。何度も何度も同じ動き(振りといえない動きの場合も多い)をしていく意味。レペティションが悪いとは言わない。必要な時も多々ある。

この5つのグループの作品の中、目をひくのはNoiem05と森山開次。
森山開次は「かたな」というソロ。抜粋だったように思われるが、彼の動きには抑揚もあり、インテンシィティーもあり、目をひくダンサーだ。
Noism05 の金森譲、彼はアメリカではまだほとんど名前はでていない。彼の作品「Lost Title」は、本当の意味での今のコンテンポラリー作品だった。舞台の上にテープを貼り、それがリング(?)のような場所の設定、その中で何かしらのゲームが行われている、そして最後に残るのは? はじめはタイトルを見てあれ?と思ったが、見始めてすぐ納得。
彼のバックグラウンドであるキリアン、フォーサイスのような動きの中から、彼独自のものを引きだそうとしているのがちゃんと見える。これからが楽しみな振付師だ。

私もスティーブンもダンサーとして、やはり踊りを踊って、それで見せてくれる作品というのに惹かれる。

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by miki3lotus | 2005-01-09 02:10 | 舞台・劇場・芸術
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