「東京物語」

小津安二郎の「東京物語」をDVDで見た。
1953年というから今から52年前の作品。

52年も前に、この小津という監督は家族の関係をシンプルに映画にした!
そしてこの家族の関係は今の世の中も全く変わっていない。いや、今は50年前に比べるともっとひどくなっているだろうが・・・

本当の娘ではない次男の妻礼子役、原節子と、杉村春子演ずる長女、次女の香川京子、長男役に山村聡、次男は戦死したことになっていて、3男役は(ぁ、名前がでてこない・・・)そして笠ちしゅうの父親と東山ちえ子の母親。

原節子の綺麗なこと、笠ちしゅうの淡々とした父親像、東山ちえ子のおっとりとした母親、杉村春子のきびきびとした人を突き放したような感じ、皆それぞれによいが、3年ほど前に母親を亡くした私としては、笠ちしゅうと父親がだぶって仕方がない。見ていて父親がぽろっと言った言葉、態度が映画と同時に頭の中に巡ってしまう。映画の中の妻を亡くした夫、何をするでもなく座っている姿、そして体中からしみ出る寂しそうな感じは、私が父親から感じたそのままだった。

小津の作品はニューヨークフィルムフェスティバルで小津シリーズをやるぐらい人気がある。他の作品も近くのビデオやさんで借りてきてみることにしよう!!!

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by miki3lotus | 2005-01-18 13:15 | 舞台・劇場・芸術
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