La La La Human Steps -------------------at BAM

ヌーベルダンスが盛んだった80年代初頭にEdouard Lockが創立したこのカンパニー。その当時は一度ニューヨークに来たと思ったが、それ以後、あまり聞かない名前になっていた。

今回の作品「Ameila」はLockの振り付け、Bang on the Can のDavid Langの作曲、ルー・リードの歌、バンダルの衣装、ステファニー・ロイの装置、ジョン・ムンロの照明。

舞台の上にいる3人のミュージッシャンと一人の歌手が奏でる音はとても激しく、そして軽やか、色があってとても良かった。Langの作品は、ちょっと前にやはり同じBAMにてLost Object をみたこと、そしてこのBang on the Canのいつも面白く、そして前衛的な作品はとても好きなので、楽しみにしていた。
それに反して、照明の忙しいこと、そして何にもまして振り付けのボキャブラリーの少なさにはビックリした。トゥシューズを履いた女性を目の前に、男性がパートナリングをするのだが、女性を回すこと、重心をシフトすることばかり。同じ振り付けをこう何回も見せられると、違う曲で、同じ照明、同じ振り付けを踊らなければならないダンサーは大変だなぁ〜と人ごとながら思った。
パートナリングにはもの凄い可能性があるだけに、この5つぐらいのボキャブラリーの繰り返しには閉口した。女性を人形のように操ると言うことであれば、それで又違ったようにもなるのではないか???
そして照明の変化、はじめの15分、いや5分でもこの照明と振り付けをみて、もうよしと思ったのは私だけだろうか?それなのに、延々1時間半も続けられて、見終わった時には、ラララヒューマンステップすではなく、ラララトゥーメニーボーリングステップスと思ってしまった。
10年前いや、20年前なら良かったのだろうけど・・・

それでも劇場の中には、スタンディングオベーションの人もいたり、知り合いでもとても良かったという人もいて、私達の目は点になってしまった。

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by miki3lotus | 2005-02-07 01:23 | 舞台・劇場・芸術
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