アパラチアの春

この3月、ニューヨーク公演が終わった後、ボルティモアに9日間いき、Baltimore School for the Arts(BSA)という高校のダンス課にマーサの作品、アパラチアの春を教えに行きました。日本では、おそらく、振りうつしとよぶのかな???

1944年作、アパラチアの春は、振り付けがマーサ、作曲はアーロン・コプランド、セットがイサム・ノグチ。

この学校にはダンス、音楽、シアターと学科が分かれていて、今回のアパラチアの春をやるにおいては学校全てをあげてのフェスティバルとなりました。音楽は13人編成のオーケストラが演奏、シアタ部門のアクター達はプロローグとしてマーサ、コプランド、ノグチのコラボレーションの事を15分ぐらいの短い話にまとめ(台本も高校生がリサーチをして書きました)、舞台監督、セット制作、衣装、ステージハンド、照明オペレーターと全てが高校生に寄るプロダクション

ビジュアルアートの学生はこの作品からインスパイアされた絵を描き、ロビーに展示、インスタレーション、ビデオ制作。イサムが日系二世という事で、日系人の事をリサーチした展示もあり、びっくりしました。
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そして土曜日はチルドレンデイといって公演前に踊り、音楽、絵、その他、いろいろなイベントがあり、2歳ぐらいの子供から大人まで、オープンでクラスを取れる人なっていました。
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そして其の最後にプロローグを見て、踊りを見るという数時間を過ごしました。
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学校、全てをあげてのこのフェスティバル、二つの歴史的出来事があります。
1)アパラチアの春(32分全て)を高校生が踊るという事
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2)黒人のダンサーがマーサのパート(ブライド)とハスバンドマンのパートを踊るという事。今までは白人、そしてアジア人(私も含めて)でしたが、今回が初めて。公演を観ても、今のジェネレーション、そしてこの作品の趣旨は誰が踊っても問題なく、今までどうして黒人のブライドがいなかったのかとその方が疑問に感じたほどでした。写真左の二人が其の二人。15歳と17歳。うぅ〜〜〜ん。
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今の若い子達でも、ちゃんと話をして、今のジェネレーションとの共通点を見つけて説明すれば、わかってくれるというのがわかったとても良い体験でした。

初日はもちろんソールドアウト。そして学校にとってもとても大事なサポーター達が来るので、心配。私もちょびっと。でも、そんな事は全く感じさせない様に良い出来でした。
若いので、怖い物しらズなのかも・・・
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帰る前にダンサー達と。

そうそう、其の公演に、メリル・ホプキンスさんが観に来てくれました。彼女は91歳、1940年代にマーサのクラスを取って、アパラチアの春の初演も見ているし、ベニントン大学でマーサのトレーニングを受け、少し踊っていたのかな??
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とても良かったとお褒めのお言葉と頂きました。

ボルティモアに来た日はとても初夏のようで、びっくりして桜がとても綺麗でした。今は雨も降ったので、散ってしまった桜・・・今年もお花見はなしのようです。。。
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by miki3lotus | 2013-04-14 09:26 | ダンス | Comments(0)
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