「誰も知らない」

是枝ひろかず監督の「誰も知らない」をみてきた。こちらのタイトルは"Nobody Knows".
1988年に西巣鴨で実際に起きた話から作った映画は、4人の子供を持つ母親(父親は皆別々)が子供を置いていなくなる。長男は責任感も強く、他3人の面倒もよく見るが、やはり子供。学校に行きたい、友達を作りたい、あれもこれもと言う欲求を抑えつつ、生活を立てていく。いじらしいほどだ。そしてそれぞれの子供の感情がうまく表現されて驚く程良くできている。
しかし、内容は胸が詰まってしまう。私と一緒に行った信恵ちゃんは二人とも顔がぶすとなった。あまりにもかわいそうというか、Bothering. 英語にすると迷惑とか、悩みとかだが、これは気持ちの良い物でないという時に使う言葉。
このようなことが起こる日本になってしまったことに対する、残念な気持ち。

アメリカ人のスティーブンとジョン(信恵ちゃんのパートナー)はかなり感激していた。
今日は短いけど、またゆっくり。
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by miki3lotus | 2005-02-22 10:37 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(2)
Commented by T.- at 2005-02-24 01:01 x
そうですか、今これアメリカで。。。
私は昨年10月ごろ観ました。  しばらく引きずりました。。。
絶望的内容なのに、なぜかちょっぴり幸せな気分になる、それはそれは、それは切なく、よい作品でした。
アポロチョコは私も大好きですし、カップラーメン容器で植物栽培。子供の頃の記憶をたどっているような感じがすこし。
Commented by miki3lotus at 2005-02-24 01:40
*ともえ!そうですね、スティーブンは今朝もこの映画が頭から離れないといっております。
話はとても悲しい出来事なのに、この子供達の絆は、とても強くそして嬉しく感じます。今のジェネレーションが失いつつある事のように思えます。子供の頃なら誰でも(私世代までかな?)やった、チョコレート・パイナップル(なんと呼ぶ遊びか忘れましたが)、スーパーでの万引きの様子(私も覚えがあります、怖い同級生がいて・・・父親に怒られたことの方がもっと怖かったけど)本当に昔がよみがえった感じで懐かしかったです。
スティーブンが若い頃、NYCで踊りを勉強中、お金が無くて困っていた時のこと、韓国グローサリーのおじさんが捨てようとする、ちょっとだけ傷んだ野菜とかをもらってきたりしたそうで、その時におじさんは痛んでない、ちゃんとした物を中に沢山入れてくれたそう。今となってはお店もなくなっていてお礼も出来ないけれどほのぼのする思い出です。それも思いだしたといっていました。
「Nobody Knows」こちらの批評でもかなり好評です。
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