American Ballet Theater

忙しくても踊りだったりするとつい見に行ってしまう。
普通月曜日は劇場がオフの日。その中でもいくつかのブロードウェイのショーや、踊りの公演はやっている。American Ballet Theaterもその一つ。

先週末はメモリアルウィークエンドでロングウィークエンド、日本でいう連休。
チャイコフスキープログラムというので、スティーブンと二人嬉しくなって、見に行った。
Ballet Imperialはジョージ・バランチーンの作品。ロシア出身のダイアナ・ヴェシニヴァとウラジミール・マラーホフ。そしてアンナ・リセイカがメインで踊った。
マラーホフはとにかく体のラインが綺麗で、ピルエット2回でも「え???」という時もあったような・・・でもそんなことはどうでも良い感じ。彼のノーブルさ、綺麗の一言。ヴェシニヴァはジゼルとかがとてもよいと聞いていたのでちょっと期待したが、とてもクールで、冷たい感じの踊りだった。

Swan Lake(Act II pas de deux)これは白鳥と王子のはじめての出会いのデュエット。アマンダ・マッケロウとマキシム・ベロサーコフスキー。マッケロウ、おそらく今40前後。とてもよいダンサーになった。足のと手も綺麗な、すらっとしたダンサー。派手ではなく、確実に踊ってくれた。このデュエット、男声はほとんど持ち上げばかり(蕎麦屋と日本のバレエダンサー仲間は呼びますが)土曜日はマラーホフだったそうだ。それもみたかった!!!

Swan Lake(Act III pas de deux)そしてこのデュエットは黒鳥が王子を誘惑するので有名。パロマ・ヘレーラと私の大好きな(とこの年でまだ言っていますが)ホセ・マニュエル。カレーニョ。コンクールのみに来たか?との目を疑うようなテクニック、そしてプラス二人の楽さ加減。何の気無しに、7〜8回廻ってしまうこの二人。ピルエットの後もバランスを取っているので、綺麗なフィニッシュ。もう、言うこと無し、この夜のメインはこのデュエットでした。

Theam and Variationsそしてこのバレエもバランチーン。バランチーンの作品のなかでもかなり有名な作品。今年東京の新国立バレエ団でも踊られたはず。ジリアン・マーフィーとゲナディ・サヴェリエフがメインで後ろにコールドバレエを従えて踊った。迫力あるバレエ。曲も良し、振り付けも良し。やっぱりバレエダンサーにはなれなかった私としては、このような作品を見ると、脱帽。
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by miki3lotus | 2005-06-03 06:32 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(8)
Commented by Lyrical J at 2005-06-04 06:44 x
何の気無しに、7~8回のピルエットですか。は~。プロの方って、たった2回でも、いえ1回でも、迫力があって、ブレステイキング!特に、回り終えた足(曲げた方の)を次の動作に移すときのラインとか、角度とか、品があって、は~、溜息でちゃいます。
Commented by kattyan60 at 2005-06-04 21:04
暇人の僕もたまに忙しいこともありまして、ご無沙汰しちゃっいました。
バレェって足の人差し指が親指より長いだけで出来ないと聞き、驚きました、ロシアのバレェ学校の検査を取材してるので知ったんですが好きこそものの上手なれは通用しないんですね。
Commented by miki3lotus at 2005-06-05 07:55
*リリカルJさま
そうですね、やはり練習のたまものなのでしょうが・・・でもしっかりセンターのあるダンサーの踊りはみていて安心感があります。私もあのピルエットの終わりさらに上に引き上げて、そしてゆっくりおろすあの足が・・・羨ましいことです。
Commented by miki3lotus at 2005-06-05 08:02
*かっちゃんさん
特にバレエの女性、トゥシューズ(ポワント)をはく人達は、親指よりも次の足が長いとそれだけいたいようです。すべての重さがそこに集まるのですから仕方ないですが。私は親指よりも次の指が長いですが、モダンダンスなので、時々バレエシューズを履く程度、良かったです。
ロシアの凄い所、もう一つは家族構成をみて、おじいちゃん、お婆ちゃんに肥満の人がいるとそれだけで学校に入れてもらえなかったと言う記事を読んだことがあります。徹底していますよね。でもその方が後々そのこのためかも。太っているのを気にして凄いストレスになって人生をだめにしてしまうよりは・・・とそういう人も結構います。恐ろしい世界です。
Commented by Lyrical J at 2005-06-05 18:16 x
前に、元ABTのプリンシパル、Desmond Richardsonの踊り(モダンダンス系)をDVDで観ましたが、動作が大きいのに、素早くて、シャープなのに、床に溶けてしまいそうで、気の流れが乱れることなく、精密で、上品でした。いつも頭の動きが全体の舵を取っていて、目からウロコでした。共演していたRasta Thomasも、最短距離を通って綺麗な図形を描くように踊ってました。年齢も違うせいか、リチャードソンは、禁欲的なスタイルが完成してる印象を受けましたが、トーマス君は、もっと享楽的で、作品ごとに味が違うような。どちらもステキでした。すごい人たちがシノギをけずってる世界ですね。
Commented by kattyan60 at 2005-06-06 00:55
コワ〜 良かった〜バレェをしなくて、(でけへんちゅうねん)
もしもしてたら、超短足のバレェダンサーが賞を取ったらしいぜ、
あれでジャンプしてんだってね? やっぱり電気屋で良かった〜
Commented by miki3lotus at 2005-06-06 09:44
*リリカルJさま
デズモンドは私がまだアルビン・エイリーの学生だったころ、本当に小さくて、可愛い、でもいい子供のダンサーがいるなぁと思っていたら、見る見るうちに良い大人のダンサーになってしまいました。今でも会うと話ぐらいはしますが、いっぱしのダンサー。そうね〜〜彼の筋肉美は白人ダンサーにはない物、そして彼の強さも、その反面しなやかな動きが魅力的です。彼がパートナーと一緒にやっているグループ、今年の公演私は行かれませんでしたが頑張っているようなので、応援したいです。
Commented by miki3lotus at 2005-06-06 09:47
*かっちゃんさん
いや〜〜短足で思い出しましたが、元ロイヤルバレエ団の熊川君もこちらでは、とても動けるが、足は短い指導が長く、体が・・・やはり見た目も大事と言うことなのでしょうか?特に外人の間に入っても一目で日本人とわかるのよりは、こちらの人と区別が付かないぐらいでないとだめなのかも。でも熊川君は、あのジャンプ力で有名になりましたが・・・
それだけでも羨ましいです。
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