Baryshnikov Arts Center

バリシニコフと言えば、有名なダンサー。1970年代にソビエトから亡命して、ABT(American Ballet Theater), NYCB(New York Ballet Theater)をはじめ世界各国の名のあるバレエ団、ダンスカンパニーにてゲストで踊ったり、そしてバレエダンサーとしてのキャリアをリタイアーしてからは ABT の芸術監督をして、それをやめてからはWhite Oak Projectと言うプロジェクトを立ち上げ、若手の振付師の作品を彼自ら踊り、そして各地に紹介している。
彼とは、グラハム舞踊団にて3度共演しているので、会うと必ずちょっとした話やゴシップをしてしまう。ゴシップはいけない、いけない・・・

彼の素晴らしい所は、自分のキャリアをわきまえている所と、本当に踊り(バレエだけでなくすべての)を愛している所。年を取ったらバレエは出来ない。スタミナも持たなくなる。その次は大人にしかできない踊りになる。そしてこれから出てくる振付家の作品を踊ることで、バレエ以外の踊りを体験し、彼自身が膨らんでいく。私もそうありたいです。

そして次は、彼のファンデーションBaryshnikov Dance Foudationで作った37 Artsと言う所。37丁目の10アベニューにビルを建ててしまった。そこには、ダンスのスタジオ、舞台用のスタジオ、等色々入っているようだ。そこでジュリアード音楽学院とNYU(New York University) と協同提供して、ダンサー、振付師を紹介する試みをしていくことになった。
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Aszure Bartonは今回レジデントして入っている振付師。彼女の今回の作品はジュリアード音楽学院のダンス課の生徒を使った物。Over/Comeと題した作品。音楽はGiorgio Conteと Andy Williamsのよく耳にする曲達。ダンサーは皆とてもよく動く。とにかく凄い。ミーシャも始まる前の挨拶で言っていたが、自分が年を取ったことを再確認してしまうほど。もちろんミーシャの場合、若い時は彼らにも負けないほど踊れるダンサーだったので、よけいにそう思うのだろう。私の場合はまず自分には出来ないと事ばかりなので、脱帽状態。13人のダンサーは皆、これまたスティーブンの生徒。う〜〜〜ん。

作品は完成ではないのだが、それでも一つのまとまりのある作品になっている。13人のダンサーのそれぞれのキャラクターが出ていた。早い動きになめらかさ、今はやりのヒップホップ、コンタクトインプロ混じりの、そしてフォーサイス(前回のジュリアードダンス公演にてフォーサイスの作品を踊ったダンサーが数名入っていたので)風の動きもかなり入っている。
ダンサーがよいと、作品がよく見える。もちろん動くことだけが踊りではないので、それが伴ってくると、このダンサー達には誰も勝てないことだろう・・・でもまだ今はその部分が少し不足しているので、フィジカルな所は花丸。
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by miki3lotus | 2005-06-17 10:50 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(14)
Commented by ツキノワァヌ at 2005-06-17 12:44 x
ばりしにこふって、あのバリシニコフ? 
この芸術音痴のグマでも知ってるよ〜〜〜〜!!(←映画で見たから)
すごいなぁ。うまく言えませんが、バリシニコフさんの踊りはエネルギッシュでとてもはっきりしていた。ヒレ肉みたい。もしくはスピリッツ。そんなイメージですた。うーんやっぱりうまく言えない。つまり好きだったんですけどね。
Commented by kattyan60 at 2005-06-18 00:34
あかん、着いて行けん(当たり前か)
僕の知人の花柳流の師匠(おっちゃん)が言ってたことですが、手を胸元にもってくるだけを何百回、何千回と繰り返している内に、えも言われぬ色気が出てくるんだって聞きました。
その偉い方々も数万回と熟(こな)すことと才能で会得したんでしょうね。
mikiさんは雲の上の人だったんだ、ジーンズを穿いた天女?
Commented by miki3lotus at 2005-06-18 13:23
*ツキノワグマさん
そうです、あのバリシニコフです。彼は私の一回り上なので、良いトシです。でも今もあのチャーミングな所は変わっておりません。バレエのクラスなんかも取ったりしていて、偉いです。しかもピルエット(片足で廻るのも、ちょろっと3,4階廻ってしまったり・・・やはり凄い人です。
私がこちらに来るちょっと前に「愛と喝采の日々」を見てから来たので、本人にあった時には、もの凄いショックでした。嬉しいショックですが。
会う前は、もちろん大ファンだから、バレエの立ち見席を夜中から並んで買ったり、それはそれはもの凄いダンサーでした。マカロバとのコンビは素晴らしかったし・・・忘れられませんです。
Commented by miki3lotus at 2005-06-18 13:25
*かっちゃんさん
花柳流の師匠の言っていることは、それはそれは大変なことで、でもそれがあってこその色気なのでしょうね。わたしも頑張らなくちゃ・・・
いやいや私は普通のダンサーです。何のことはない、おそらく努力型でしょう。。。でも怠け者だけど・・・
Commented by NED-WLT at 2005-06-18 15:38
自分の分を知り、自分の本当の関心を自他ともに理解さしめるということは、とても大切なことであって、かつ難しいものだと思います。記事の「年を取ったらバレエは出来ない。」というところに、とても力点を感じました。
Commented by miki3lotus at 2005-06-18 23:24
*NEDさん、
そうですね、これは私など今、毎日のように感じていることです。だんだんの体力の衰え、これは人にわかるようになってはもう手遅れのようです。そのまえの段階で自分の自我との戦いです。と、後何年踊れるか・・・バリシニコフの素晴らしい所、本当に踊りを愛している所ですね。今自分に出来ることをやる姿勢。素敵です。
Commented by ゆきみ at 2005-06-19 21:53 x
みきちゃん、お久しぶりです。
日本で知ったのだけど、ジュリアードの生徒で、日本人がいるそうですね。
Commented by miki3lotus at 2005-06-20 07:00
*ゆきみちゃん
この間一人卒業したので、今度4年生が一人(彼女は名古屋出身のはず)。そして一年生に一人、でもこの子は日本からの日本人かどうか???です。
おかえり〜〜!
Commented by kotatsunisshi at 2005-06-20 21:42
mikiさま、芸術オンチの私には、全然分からぬ世界なのですが、、みなさん本当に職人ですね。手工芸は体力の部分が少ないから、どんどん技が光ってくるのでしょうけど、体を使う芸術は心技体のバランス点を保つのが難しそうです。。鳥取、本当に楽しみにしています!

そ、、それで、、お忙しいのに申し訳ないのですが、mikiさんにミュージックバトンなるものをバトンタッチしてしまいました!詳細コタツのほうでご確認くださいませ~。よろしくお願いします!!
Commented by ツキノワァヌ at 2005-06-20 23:25 x
きゃ======ミキさんにまでバトンが・・・。
いや、おいてきますよ。ウチのバトンも。
Commented by miki3lotus at 2005-06-21 00:10
*こたつ日誌様
バトンタッチ、ちゃんとしておきました。
鳥取はまだチラシも出来ていないようです・・・は〜〜
Commented by miki3lotus at 2005-06-21 00:11
*ツキノワグマさん
バトンは頂きました。で、2度の場合、2度バトンを取らないといけない???
Commented by tsukino-wa-guma at 2005-06-21 01:10
いやいや。受け取ってくださればいいみたいですよ。あ、バリシニコフさんに渡してくださっても・・・(バキっ!)
Commented by miki3lotus at 2005-06-21 14:22
*ツキノワグマさん
バトン、結構面白いですね。沢山の人が同じような曲を好んでしたりというがわかって。バリちゃん(昔はよくこう呼んでいました。会ってからはちゃんとミーシャと呼びますが・・・)のメイルアドレス、そういえば聞いたことがないっす。
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