ジュリアード音楽学院創立100年 続き

リンカーンセンターの中にあるジュリアード。これはブロードウェイからとったところ。
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このコンサートのために新しく作られた曲、踊りは3つ。

CONFINES
ジェローム・ベギン作曲
アラン・ハインライン振付

WATERSHED
クリストファー・ローズ作曲
アダム・フォーグランド振付

SENBAZURU
ピート・ワイヤー作曲
ジェシィカ・ラング振付

それぞれ衣装も、そして照明も全て新しい。

CONFINES
はウィリアム・フォーサイス風な、幾何学的な形と、素の舞台。横の袖も取り去り、舞台を全部見せること、そして衣装は男女皆同じで、隠すところはどこもない。縦と横のラインが交わると動きが変わっていったり、一人一人の動きが明確に見えてくると言う作り。

WATERSHED
この作品は4つのセクションに別れていて、初めグループで始まり、女性だけ、デュエット、そして又グループに戻る。
モダンバレエと言って良いのか、コンテンポラリーダンスを呼んだらよいのか。同じ動きを違う組み合わせのダンサーが踊る、色々な角度から見える。
男女のカップルのパートナリングもかなり高度の物が含まれている。

SENBAZURU
「千羽鶴」の名前の通りダンサー皆で白い鶴を折ったそうだ。
これにはオペラ歌手も出演した。
グループに対して一人の男性(一人だけ白い衣装)そして二人のオペラ歌手が作り出す対局。そこにグループのダンサートこの一人が入り交じっての踊り。



踊りも今の時代、本当に色々な種類の物がでているので、なんと言って良いのか・・・そしてそれが、独自の物というとこれまた大変なことである。どれが独自で・・・と言うところがクエスチョンマークである。

ジュリアードのダンサーは皆大学生だから、18歳から22歳。ダンサーのレベルは素晴らしい!!!スティーブンの生徒たち。私にとってもワークショップを見ているので、一人一人の進歩が見えるので、可愛い。
可愛いと言うよりもこのコンサートを見た後は「彼らと私、同じ職業なのか???」と自問してしまうほど。テクニックのレベルも素晴らしい。そして良いダンサーが踊ると踊りもよく見えるとはよく言った物である。

ダンサー一人一人が見えると言うことと、幾何学的なパターンの変化、そしてそこに見えてくる挑戦。アラン・ハインラインという人はバランチーンのような作品を作ると言われていたのだが、今回はそうではなく、私としては一番初めての作品が面白かった。

そして何よりも素晴らしかったのは、クリフトン・テイラーの照明。
彼は踊りの照明か。ブロードウェイの照明も手がけるが、彼の照明は私は大好きだ。踊りに対し、それぞれの雰囲気を醸し出すような、そしてそれが派手でなくとても良い。

と、自分がダンサーだというのが、不思議に感じたコンサートを見た気がした。。。
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by miki3lotus | 2006-03-04 06:28 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(0)
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