レーク・プラシッドーーーニーラス・マーティンス&フレンズ「スターズ・オブ・バレエ」

レーク・プラシッドは1980年冬のオリンピックのあった所。マンハッタンから来るまで6〜7時間の所。

この月曜日にここ、レーク・プラシッド・センター・フォー・ディ・アーツにてニーラス・マーティンス&フレンズ「スターズ・オブ・バレエ」という公演があった。
NYCBは7月2日からニューヨーク州のサラトガ・スルリングスと言う所にある
サラトガ・パフォーミング・アーツ・センターにてこれから3週間のシーズンにはいる。よってその前にちょっと遠出をして、のこの公演。

ダンサーは全てニューヨークシティバレエのダンサー達。 バランチーンのワルツ・ファンタズィック、チャイコフスキー・パドドゥ、アゴン・パドドゥ、そしてら・シルフィード・パドドゥと言うクラシックの物(と言ってもバランチーンの作品はどれも、コンテンポラリーです。特にアゴンは素晴らしい。)

そしてこの公演、二つのワールドプレミアーも。
一つは私のパートナーのスティーブン・ピアーの振付「エッジ」。そしてもう一つはニーラス・マーティンスとジョン・セリア振付の「キャリー・オーケー」。

「Edge(エッジ)」(デュエット)はエリオット・カーターの作曲した、4つのティンパニーによるとても面白い音楽、動きも音に反映して、そして題名のようにお互いのエッジを引き出すような作風になっている。
と、土曜日の昼過ぎにダンサーのうち、1人が足の付け根がいたくて踊れない!!と言うことになった。公演は月曜日。チョイスは二つ。一つはこの作品をこの公演から引くこと。もう一つは誰かが習って踊ること。
う〜〜〜〜ん。今から教えて、月曜日に踊る、踊れるダンサーはいるのだろうか・・・ダンサーにはやはりそのダンサーごとのスタイルというのがあって、これは振付の話だが、慣れている動きの質とそうでない物と。私の場合、グラハムであれば、それ程問題はないが、やはり他の振り付け師の物であると・・・ちょっと、と言うことになる。まあ、やはり慣れの問題だが。

で、リハーサルを一度見に行ったことのある私は、3セクションあるうちの始めの所はどうにか出来るのではないか?と思い、「では、始めの所は私が習って・・・」とちょっと言ってしまった。きゃ〜〜〜どうしましょう。結構ナーバスになる私なのに・・・この作品、とても好きな作品なので、私が踊ってだめにしたくないが、まあ、始めの所だけだったら、パートナリングもないし、大丈夫だろうと。土曜日の夕方、この振付を習った。

そして日曜日。
メガン・ラクロン(NYCB)というダンサーが来てくれて、パドドゥのセクションをリハーサル。彼女はノースキャロライナ・スクール・オブ・ダンスという高校を出ている。そこではバレエを専門としてやっていたが、もちろんモダンも、ジャズも必修になっている。だからいろいろな動きに対して抵抗がない!!そして身体も効く。凄い・・・この2番目のセクションはデュエットなのだが、やはりポワント(当シューズ)を履いた女性と男性のデュエットなので、やはりバレエの人でないと・・・あ〜〜良かった。。。
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その夕方、車でサラトガに向かった。7時過ぎにマンハッタンを出てタッパンジーブリッジを渡ってI-87と言う高速に乗っていく予定で出たのはいいが、タンパンジーに乗る前に反対側では煙が・・・
タッパンジーに乗ってちょうど真ん中辺りまで来た所で「えっ?」ストップ????
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ほとんどの車から皆降りて何があったのかを見ている。ラジオでは、スイカを摘んだトラックからスイカが転がり、反対側斜線に落ち、そのために事故になり、2人のけが人が出て、車一つからは煙が出ているというアナウンスが。これでは当分進まない。
ーーーー車をバックさせて皆橋から降りることになった。
初めてのことでした。はい。

ルールを変えて、サラトガに到着したのはなんと12時過ぎ。はぁ〜〜長い一日でした。

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そして7月2日。朝サラトガを出てレーク・プラシッドに。車でさらに2時間半。北に向かった。到着したのは昼過ぎ。
すぐにウォームアップを始め、1時過ぎからステージにてリハーサル。

始めの通しの時振りが吹っ飛んだ・・・良くあるのだ、私。と言うか、毎回のことかも・・・で、リハーサルが終わってから、何回も練習。メガンはそれ程ナーバスになっている様子はない。う〜〜〜ん。
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このレーク・プラシッド・センター・フォー・ディ・アーツにはダンススタジオがある。その壁には今まで、レジデンシーでここに来たカンパニーのダンサーの絵が描いてある。マーサ、トワイラ、ポール・テイラー・・・いろいろな人がここで作品を作ったのだと思うと、どの作品をここで作ったのかな?と面白い。
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公演は7時半から。
私は自分のことでいっぱいで、始めの作品は見ることは出来なかったが、「エッジ」の後の作品は袖で見た。休憩の後は客席に出て席に座って。

アゴンはとても素晴らしい、今見ても「コンテンポラリー」な作品。スタークで、スリック。
ラ・シルフィードはブルボンビルスタイルのバレエ。とてもかわいらしい。
そして最後の「キャリー・OK」という新作。
ビリー・ジョエルの曲にあわせてなかなか「ムービング・アウト」風に仕上がっている。ジョン・セリアはミュージカルの「ムービング・アウト」にオリジナルで出ていたダンサーだ。この作品、短いエンターテイメントな作品で、観客の受けも良い!ダンサーもエンジョイしているのがよく分かる。
公演の最後にこのような作品を持ってきて正解!気持ちをアップにさせて帰って頂く。


公演の後にはレセプションがあった。その後車でSPと私は5日間のバケーション(珍しく)。レーク・プラシッドから車で2時間。ノース・リバーという所にあるロッジに到着したのは12時過ぎ。もうぼろぼろ。。。

このバケーションの写真はまた次に・・・
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by miki3lotus | 2007-07-04 23:57 | 舞台・劇場・芸術
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