グッゲンハイム美術館

グッゲンハイム美術館では、何年か前に建物を改造したときに、小さい劇場を造りWorks and Processというシリーズが始まった。いろいろな分野の芸術家の作品を発表したり、作家のパネルディスカッションがあったり。
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昨晩行ったのは Fred Sherr Plays Zorn。
チェロのフレッド•シェリーが、ジョン•ゾーンの作品を3つ演奏した。
 
*777(2007)World Premiereではシェリーほかエリック•フレッドランダーとマイケル•ニコラスのチェリスト、3人のチェロが奏でる不協和音が時にハーモニーをくみ、時にはバラバラにそれも斬新に。。そしてそれを3人がそれぞれ楽しんでいるのが読み取れる。6分ぐらいの短い作品だが、中には沢山詰まっていて、6分のような気はしない。。。

作曲家のチャールス•ウォーリネンがモデレーターとなりシェリーとゾーンとの3人でもパネルディスカッション。
3人さんようの性格がよくわかり面白いディスカッションになった。ゾーンは昔よく聞いていたCDに作品が入っていたが、その作品と今日聞いた作品は全く違う。彼はヒップホップ以外は何でも聞くと言っていたが作品がそれぞれに違う作曲家からの物に聞こえた。
シェリーは人の良いおじさん!腰も低く、びっくり。
もちろんモデレーターのウォーリネンは自分のいけんがかなりあるので、そちらも面白かった。

*Amour fou(1999)
これはシェリーほか、ピアノのスティーブン•デュルーリーとバイオリンのジェニファー•フラッチのトリオ。タイトルは英語でCrazy Love 。音がどんどんかわっていく、そして気分の代わりや高揚が音になってあふれたり、とまったり。

もう一度ディスカッション。
どのようにシェリーがゾーンに出会ったかなどの話。

*Untitle( for Joseph Cornell) (1999)
シェリーのソロ。
これはゾーンが子供の時から知っているアーティストのコーネルを思い、出来上がった作品。近所に住んでいた、太った、そして変わった人だったというコーネル、ゾーンの友達がコーネルのところでアルバイトをしていたという事で、いろいろな面を知った。そして近くのデリでアイスクリームを食べていたコーネル。。。というアーティストの作品からだけではなく、彼の全部からこの作品が出来上がった。


そして最後にもう一度「777」を。

終ってからちょっとだけゾーンに話を聞いた。私たちダンサーは本当、毎地に同じ踊りを踊って、練習して体に入れて。。。とプロセスはかなり長い。オーケストラの場合、本番前に一度あわせてという事が多いと聞く。で、今日のこの「777」はどうか?という私の問いには彼らは、12月に3時間のリハーサルを3回、1月に2、3回、そして今日の公演。踊りに比べるとかなり短いが、それでもオーケストラに比べるとかなりやっている方だろう。その成果は絶対に出ていると思う。
ゾーンはちょっと声の高い、私ぐらいの年(もう少し上かな??)。そちらもびっくりでした。


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終って美術館のロビーに出たら明日からの作品の搬入中。カイ•クオ•キャンという中国人作家の作品。グッゲンハイム美術館始まって以来初めての中国人作家ソロのエキジビションだそう。
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by miki3lotus | 2008-02-06 00:03 | 舞台・劇場・芸術
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