カテゴリ:舞台・劇場・芸術( 131 )

またまた忙しかった日々。

このところ、1週間か10日に一度の更新になっております。
忙しくはないのですが、なぜか忙しい。。。いったい???

ジュリアード音楽学院のダンス科4年生の作品を出すこのシニアープロダクション。舞台裏は全部3年生。舞台監督、照明デザイン、照明のジェル交換などすべて、ステージクラフトというクラスが3年のときにあり、その最後がこの公演。
そして4年生は作品を作るだけではなく、彼らが、この公演をうつ為の資金集めもする。
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Tシャツ、トートバッグ、などを始め、サイレントオークションなどもしてお金を集める。その他、レストランに掛け合って、レセプションで出す食べ物を寄付してもらったり、これから自分が入って行く踊りの世界のいろいろな所も学生のうちから観ておく。
これはシニアープロダクションで4年生全員のサイン入りTシャツ、オークションになり、最後は100ドルで落ちました。
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土、日はガーデンに入り浸り。。。。

白と紫のライラック
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SPはレンガの道作り、これは100%ボランティア。私も手伝って、レンガを運んだり、砂を運んだり。腰にきました。。。
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今年はプロットのまわりに枠をつけてもらったので、嬉しくなり沢山新しい土を入れて、いろいろ植え始めました。
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レタス、トマト、三つ葉、ちゃいブス、ニラ、タイム、オレガノ、バジル、セージ。。。その他に今種をまいたのですが、なんと芽が出た物をほとんど鳥に食べられてしまって。。。残念。仕方ないので、ネッとをかぶせましたが。。。
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後ろのフェンスの所には、昨年からのラディッキをが一つだけ出てきました。左はイチゴ、今花が咲いております。昨年は10個位はとてもおいしいイチゴを堪能できました。

ガーデンは今沢山の花であふれています。
満開のミズキの花
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これは木瓜の花
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チューリップも満開で、ここはオランダ???みたいです。
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オランダから知り合い夫婦がバケーションできています。
一緒に食事!
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一緒にNYCBの公演を見に行きました。一番前の席でしたので、とても面白かったです。普段観ない、ダンサー達の息づかいから、手先の動きまで観る事が出来て。
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この日の演目は、バランチーンのSymphony in C(ビゼー), Symphony in Three Movements(ストラビスキー),Western Symphony(アメリカとラディッショナルをアレンジ、ハーシー・ケイ)。久しぶりに観るバランチーン、だんだん好きになります。

そしてまた一緒にブロードウエイ「Sunday in the Park with George」を見に行きました。
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これは25年以上も前に、バーナデット・ピーターズとマンディ・パテンキンで観たのですが、今回の物は演出もかなりかわっていて、2幕目が現在のはなしになっているというずいぶん変更があり、新しい作品を見ているようでした。

今度アパートを改造するにあたって、ほとんど弾かないピアノをあげてしまおうかと思い、写真を撮りました。
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15丁目に住んでいるときには、結構ひいていたのですが、このところほとんど弾かず。そしてアパートの改造で大きくなるのはいいのですが、引っ越しと同じように全部物を出さないといけない!!!それで、一年に数回しか弾かないので、出してしまおうかと。

今から25年位前に、知り合いから500ドルで買ったこのピアノ。ピアノムーバーに頼むだけでも300ドルはかかるので、良い貰い手がいたら、あげようと思っています。ちょっと悲しいけれど。。。
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by miki3lotus | 2008-05-04 11:44 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(7)

忙しかった今週

YAGP(ユースアメリカグランプリ)に始まり、シーダーレークコンテンポラリー、ジュリアード音楽学院のダンス科のシニアープロダクション、オランダのスカピーノバレエ、アジュール・バードンのスタジオショーイングと続いた今週でした。

本当はもう一つ観に行きたい物があるのだけれど、かなり疲れたので、行くかどうかは???
先週末に行ったニュージャージーにある知り合いの稽古場のリサイタル。SPが作品を出していましたので見に行きましたが、こんなに小さなプリバレリーナ達も踊りました。
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そしてこれはジョイス劇場でみたエリオット・フェルドの作品。舞台装置の変換もカーテンなしだったので、裏方さん達の働きぶりも見えました。
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YAGPの今年の司会はブロードウエイスターのアラン・カミングス。彼はキャバレーなどの作品で、トニー賞を受賞している。映画とかにも良く出ていて、私の好きな俳優さんの一人です。
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彼のナレーションはとても切れ味もあり、聞いていて安心。やはりはなしをするのはそのプロでないとね。。。昨年はダンサーだったのですが、今ひとつでした。
一幕は、今年の3位までのダンサー、そしてグランプリーを取ったダンサーの踊りを披露、そして最後には今年のコンクール出場者全員での作品。昨年も凄いと思ったけれど、350人位が舞台上に乗ってしまうこの作品には毎回驚かされます。
知り合いの姪っ子さんも出ていたので、探すのが大変でした。
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これはちょっとおまけ。
アルビン・エイリーカンパニーの茶谷さんと。久しぶりにお目にかかりました!!!
茶谷さんとは私がニューヨークに来て、エイリースクールにてクラスを取っているときに初めてお会いしましたがそれ以来、時々いろいろな所で!!!嬉しい再会でした。昨年の12月には茶谷さんエイリ−35周年の特別l公演もありましたが、私は帰国中で行かれず残念でした。今は芸術監督補佐です。まだまだ頑張ってもらいたいです。
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そして2幕はガラ公演。
今のバレエ界のスターが続々と出演しての公演。これでもか!のテクニック競演でした。その中でも、私のハイライトはやはりABT の、ホセ・カレーニョとデイビット・ハールバーグ。見せつけるよなテクニックではなく、舞台に乗っかっている事だけ、そしてそれを裏付けるテクニックのすばらしい事。
イタリアのロバート・ボッレ、ミュンヘン州立バレエのバレリーナ(今ちょっと名前が出てきませんが昨年のハンブルグガラのとき一緒でした。)のカルメンも良かったです。
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そしてニューヨークにあるシーダーレークコンテンポラリーのパフォーマンス。
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これはコンサートと呼ぶよりはインスタレーション。
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70年代後半から80年代の半ばにかけてよくあったギャラリーでのパフォーマンスの過大版とでも言おうか、スケールが違う。ギャラリーというスペースではなく、スペースそのものがアートになってしまう(?)ここは元有名なカメラマンのスタジオをこの踊りのカンパニーが買い取った所。普段の公演は舞台を設置してあるのだが、今回のようなスペースをいろいろに区切った物をみるのはこの場所では初めて。
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そしてビデオ、ライト、サウンドとの組み合わせがインスタレーションを一つのアート(全体を持って)と観客が受け止めるように促されている。
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観客は写真、ビデオ取り放題(もちろんフラッシュはだめ)
観客もいろいろな所に移動しつつこれをみる。終った後に、この撮った写真をその場で、彼らのウエッブサイトに載せる事が出来るように、ダウンロードセンターも設けられている。
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そしてその日に撮ったビデオ(これはシーダーレークの人)を小さいクリップドライブにいれそれがブレスレットとして帰る人に渡すという事も。家に戻り、そのクリップをコンピューターのUSBドライブに入れるとみる事が出来るという凄い試みも!!!

テクノロジー。。。

ついて行くのは大変です。

ジュリアード音楽学院のダンス科のシニアープロダクションは4年生の作品を3年生が舞台裏を全部引き受けてやるという公演。4年生は作品作り、そしてファンドレイジング、3年生は照明デザインから、ジェルの交換、舞台監督まで舞台裏の事を全部習うクラスの最後がこの公演。
スカピーノバレエはオランダ、ロッテルダムに本拠がある、1945年からやっている、オランダ一ふるいといわれているバレエのカンパニー。SPがカンパニークラスを教えたので、それをみてから、夜の公演を見た。
アジュール・バートンのスタジオショーイング。これは先日みたDUOシアターでの作品とそれに関連したビデオ、写真の展示など。

長くなったのでこれらについてはまたゆっくり書くとします。


そしてガーデン!!!
ガーデンでは今いろいろな花が咲き、春爛漫。
SPはレンガの道作りに一生懸命。これから行って写真を撮ってきてからアップします。


では後ほど。
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by miki3lotus | 2008-04-27 23:57 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(2)

アジュール・バートン

今ニューヨーク、若手女性振り付け師としておそらくナンバーワンはこの人。

イーストビレッジにある、Duo Theaterにて「トラベリング」という作品を発表。今晩見に行ってきました。
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劇場は1889年に建ったビル、昔はボールルームだったそう。そして劇場は64人しかすわれませんが、とてもいい感じのスペース。壁画もオリジナルの物で、かなりしっかり残っている。
作品はいろいろな音楽のコラージュ、そして5人のダンサーがそれぞれにダンサーとしてのキャラクターがアリル、もちろんダンサーとしてすばらしいテクニックを持ったダンサー達。
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アジュールとバニング。バニングはちょっと前まで、クルベールバレエ団にて踊っていたダンサー。

客席にはマース・カニングハムがきておりました。
この年になっても新しい物を見に来る彼、凄いです。

そして
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右の二人は今夜踊っていたダンサー(バニングとウイリアム)そして左はSPとコートニー。SP以外は皆元彼の生徒達。父親、母親気分の私たちでした。

はい。

そしてこの写真は先日アップした平和バト。なんと時々きて、誰を呼んでいるのかと思ったら。。。
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春です。
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by miki3lotus | 2008-04-12 12:43 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(1)

二つのコンサートと写真展

チェルシィーは今昔のSOHOのよう。
倉庫街だったこの地域、それを改造して沢山のギャラリーがはいり、そして昔(1920年代)電話会社専門の鉄道の跡地を今改造していて、それが ”ハイライン”と呼ばれるパークになる。これはビレッジから30丁目あたりまでのびているので、かなり凄いパークになりそう。そしてこのハイラインに面している土地が今ものすごい勢いで値段が上がっている。
そりゃ〜〜そ〜だ〜〜〜!まわりにはそれほど高いビルはないし、ハドソン川も見渡せるし。。。 

で、27丁目の10アベニューにある、ポール・カスミンギャラリーでのオープニング。
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10年間位かけ手始めたこのプロジェクト。香港出身の彼は中国にも行く予定だった。
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本当にいろいろ廻ったのに、最後中国に行く前に亡くなったのですが,彼のお姉さんのムナとは彼女の作品を踊った事で知り合い、今年5月末に20年前の作品を、ほとんどオリジナルに近いメンバーで踊る事になっている。今では踊っていない人もいるのだけれど。。。

そしてその後ニュージュリアードアンサンブルのコンサート。
Jude Vaclavik "Bruba" (2008)世界初演
Ursula Mamlok "Concertino"(1984/1989)この最終のバージョンは初めて演奏される
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Oliver Knussen "Requiem-Songs for Sue"(2006)
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Franco Donatoni "Cloches" (1988-89)NY初演
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Snorri Sigfus Birgisson " Piano Concerto No.2" (2005-06) US初演
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Snorriの作品は先日のビーキンガーの為にスノリが作曲した物で、今年、ビーキンガーが卒業(マスター)するので、この作品が選ばれたそうだ。
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とても抑揚のある繊細な作品だった。

そして昨晩はFrank and Camile's Showroomというピアノのショールームで行われた、サロンのようなコンサート。
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ニューヨーク州立大学のグラデュエートセンターでマスターを勉強しているDavid Shimoniがピアノのソロ、そして最後の作品はNicholas Ongというピアニストと一緒に。
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ラモーのGavotte et Doubles, from suite in A minor
ショパンのマズルカin A minor, op 17, no 4
チャイコフスキーのくるみ割り人形の中のパドドゥのアレンジ。
モンポーのCansion y Danza(Song & Dance)
ラヴェルのLa Valse
そして最後にモーツアルトのConcerto in D minow, K.466をピアノ二つで。

どちらのコンサートも、すばらしかった。
体のボディーランゲージを気をつけてみていたが、音楽を奏でる人が、演者のように目に映った。
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by miki3lotus | 2008-04-05 22:53 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(0)

NJDTE,ジュリアードオーケストラ、そしてイサム・ノグチ

ニュージャージーダンスシアターアンサンブルというのは昔、SPの先生だった人が始めて、今は私たちの友達がディレクターを務めている踊りのグループ。ニュージャージーにあるいろいろなダンススタジオからダンサーを募集。このダンサー達は皆大学に行くまでこのグループに所属できる。

週末だけのこのグループ、数年前にモダンダンスも始め、それには私も彼女と一緒に立ち上げた数人にはいります。今はほとんど教えに入っておりませんが。。。

SPの作品、今から9年前にこのグループに振り付けした作品を、再演するとの事で、この週末SPと一緒に行ってきました。
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ダンサーは結構頭が良い!びっくり。
4時間のリハーサル中、はじめの方にやった事を、最後の通しのときにまでちゃんと覚えていて。。。これは私にだって出来ません。。。特に今は。。。頭の中だって年を取るので。

そしてこのダンサー達(皆もちろん若い)とても良く教育されている!!!
友達は頑張っているだけあって、すばらしい!!!


そして昨日はアイスランドからジュリアード音楽学院のグラジュエートを終えて今マスターにいるVikingur Olafsson(ビーキンガー・オラフソン)が、ジュリアードオーケストラと共演するのを聞きにいった。彼のグラジュエートコンサートの様子は2006/3/4ジュリアード音楽学院  ワークショップと卒業コンサートに書いてありますが、彼は沢山いるピアニストの中から、バルトークのピアノコンチェルトNo3 in E Major, Sz. 119, BB127をひくのに選ばれたのです。
スラ〜〜として、一見スケアクロウの様に見えるこの背の高いアイスランド人。フラ〜〜と来て、ピアノを弾き始めたら、それは凄い!!!
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2年前にはテクニックを変えて、それを身につけるのが大変で、という話を聞いていたので、どうなのかなぁ〜と思っていた。全くもって、彼の体と手の動きそして音がすべてトータルに聞こえてくる感じ。
最後の方はなんとロックコンサートでも聞いているかのような。。。
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指揮者はRoberto Abbado(ロベルト•アバド)

最初の曲はFerruccio BusoniのBerceuse elegiaque
とてもきれいな曲。
2曲目はバルトーク
3曲目はマーラーのシンフォニーNo1 in D Major 

この3人の作曲家は皆19世紀の後半(Busoni 1866-1924, Bartok 1881-1945, Mahler 1860-1911)に生まれてそして20世紀のはじめ頃までの作曲家。

どの曲も、良かった。。。

帰ってきてからお酒を一杯(いっぱいとも???)引っかけて。。。


今日はSPが一人でビレッジにコンサート聞きにいった。私はちょっとミーティングで間に合わずにアパートに残り。昼間作った、ポトフ(やっと暖かくなってきたニューヨークなのだが、どうしても食べたくなって)そして昼間焼いたパン、オーブンでローストしたビーツで夕飯。もちろん赤ワイン付き!!!

このところパンを焼く事にこっている。なかなかうまく出来ないので残念。昔のようにレンガのようにはならないけれど。。。どうしてかなぁ〜やはり粉の関係か???

さて、お風呂にはいって寝るとします。
今読んでいる本はドウス昌代さんの書いた「イサム・ノグチ 宿命の越境者」。毎晩はまって読んでいる。
イサム・ノグチとは1983,4年頃初めてあったと思う。日系アメリカ人と聞いていたので、日本語が出来るとは思っていなかったので、英語で片言話をした。その後も数回あったが、それも全部英語で話をした。彼が無くなった後、「李香蘭」の本を読んで、彼が日本語の出来る人だったというのを知った時は時既に遅し。今から考えると、いろいろ聞きたい事も沢山あるので、とても残念な事をしました。はい。
とてもハンサムな人だったので。。。


おっと、急に雨が降ってきました。夕方は晴れたのに。。。SPはまだ帰ってきていないからびしょびしょにならないといいけど。。。

写真(オーケストラの物)はものすごくぶれているので、ごめんなさい。
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by miki3lotus | 2008-04-02 10:56 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(4)

3つのショー

このところ,なかなかエントリーしていませんでした。
結構忙しくて。。。。何もないにの。。。
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Gray Area これは小さいブラックボックスでの演劇。
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南北戦争を引きずったはなし。これが結構面白かった。
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南北戦争について書かれた本は沢山出ている。これを沢山呼んだキースと,二人の友達(ちょっとすろうな二人)そして彼が今日の録音で,引退声明したラジオパーソナリティーの男性を誘拐してきてした事は。。。。クイズ番組のような事。そしてその中,このラジオパーソナリティーはスカラーで,南北戦争の事について本を数冊出しているという事も発覚。無事にニューヨークに戻ってきた彼は,パーソナリティーを辞めずに続ける決心をする。

Groupo Corpo
これはエントリーしたので,省略。

ジュリアード音楽学院の20世紀のマスターワーク
2、3,4年生が出演するこのコンサート。今年は凄い!
マーサ・グラハムの「アパラチアの春」1944
元グラハムダンサーであり,今はジュリアードで教えているテレース・カプチリが振り付け、コーチを担当。かなり細かいところまでコーチされたと見えて,すばらしい!こう踊ったら,と思うところがあり,次に踊るとき(あるのかな?)にはちょっとこうしてみようと思うところもしばしば。
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アントニー・チューダーの「ダーク エレジー」1937
これはちょっと難しい作品。ダンサーは踊り自体とても良いのだが,踊りが自分の体にはいって,体が踊っていないと表現できない作品。微妙なニュアンスが今ひとつ出ていなかった。もちろん,ラインはきれいなダンサー達なのだが。。。私が気に入っているダンサーが出ていた。21歳ぐらいで,これだけ踊れたら。。。と脱帽!
作品としてはABTのダンサーが踊っても難しいので,仕方ないかな。。。
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そしてホセ・リモンの「There is a time」1956
グラハムが女性の作品(もちろん男性も出ていますが)だったら,リモンは男性の作品。どちらもお互いを見せる為に男性、女性の踊りという物が必要になってくる。男性がいずにして女性を,その反対も,あり得ない。この世には女性と男性と二つの性がある。
で,リモンのこの作品はタイトルのように生まれるとき,死ぬとき,話すとき。。。と,いろいろな時を表現している。男性の足に地の付いた感じがほとんどしなかったのはとても残念。笑いの時を踊った女の子はとてもキュートで,いい感じが出ていた。
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この3人のマスター達はジュリアード音楽学院の教師としてこの学校始まってからずっと教えていた人たち。そしてもちろん,ダンス界において,この3人の存在は巨匠!といわれている人たち。その3人の作品を,まだ若いダンサー達が踊る。うらやましい限りだ。だから昔,この学校に行きたかった!もちろんあきらめたのには訳がありましたが。。。

今晩も見に行きます。
違うキャストなので。

楽しみです。
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by miki3lotus | 2008-03-28 06:05 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(2)

グルッポ・コルポ

ブラジルはベロ・ホリジョンテに拠点を構えているこのカンパニー。
昨晩の公演はBAMのオペラハウス。

ナンなのだろう。。。
作品は二つ。選曲も,踊りの動きの質も似ていて,衣装と舞台美術が違うだけで,お案じ物をに度みたような気がした。二つ目の方には動きにちょっとしたテーマはあったけれど。これ,音を聞こえない人が見たら,同じだろうし,一番気になったのは,この二つの踊りを通して,何がいいたいのか???という事だった。

ダンサーは足もあがるし,体が利く。
それだけを見せるというのかな?
それとも???

後ろにいた観客は,このごろカレッジダンスのような物ばかりを見ていたので,これをみてやっとプロフェッショナルな物をみたと隣の人に話しているのを聞いた時,私の目はまんまるになってしまった。。。私にしたら,せっかく体を屈指して作った踊りなのだから,何らかの意味を見いだせない物かと。。。

それだけでもいいのかな。。。

その中でもやはり光るダンサーはいて,目がいってしまう。どれだけ足があがるではなく,動きにキレのあるダンサー,また踊りを楽しんでいるダンサー,はたまた動きにいろいろ見つけて踊っているダンサー。

どうしてもそちらの方に興味をそそられます。はい。
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by miki3lotus | 2008-03-26 22:31 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(0)

ジョイス劇所にてインド舞踊

The Nrityagram Dance Ensembleという名前。いったいなんと発音してよいのか。。。

このインド舞踊のグループ、ダンサーが5人、演奏家が4人。
伝統舞踊としてのインド舞踊に、新しい振り付けが入って、でも多分に伝統的な動きばかりなのだが、無駄のない動き、手の動きのきれいな事,すべて良かった。

このところ踊りを見に行っても面白くない物が多い。ただ動いているだけのダンサー、作品に意味やテーアのない物が多く、残念。でも今日のような伝統舞踊がどうして今残っているかを思い知らされました。

古い物を馬鹿にしてはいけない!!!



ま、私のやっている事も、モダンダンス歴史の仲では一番古いカンパニーなので、何とも。未だに楽しんで踊れるという事には、永遠のテーマがしっかりしているという事なのでしょう。

このインド舞踊のテーマもやはり、クリシュナに対する愛情だったり、嫉妬だったり。ただあの目を使った凄いインド舞踊ではなく、やはりコンテンポラリーインド舞踊と行ったら良いのかしら????

良い物をみた後は気分がいいです。
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by miki3lotus | 2008-02-20 13:23 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(0)

グッゲンハイム美術館

グッゲンハイム美術館では、何年か前に建物を改造したときに、小さい劇場を造りWorks and Processというシリーズが始まった。いろいろな分野の芸術家の作品を発表したり、作家のパネルディスカッションがあったり。
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昨晩行ったのは Fred Sherr Plays Zorn。
チェロのフレッド•シェリーが、ジョン•ゾーンの作品を3つ演奏した。
 
*777(2007)World Premiereではシェリーほかエリック•フレッドランダーとマイケル•ニコラスのチェリスト、3人のチェロが奏でる不協和音が時にハーモニーをくみ、時にはバラバラにそれも斬新に。。そしてそれを3人がそれぞれ楽しんでいるのが読み取れる。6分ぐらいの短い作品だが、中には沢山詰まっていて、6分のような気はしない。。。

作曲家のチャールス•ウォーリネンがモデレーターとなりシェリーとゾーンとの3人でもパネルディスカッション。
3人さんようの性格がよくわかり面白いディスカッションになった。ゾーンは昔よく聞いていたCDに作品が入っていたが、その作品と今日聞いた作品は全く違う。彼はヒップホップ以外は何でも聞くと言っていたが作品がそれぞれに違う作曲家からの物に聞こえた。
シェリーは人の良いおじさん!腰も低く、びっくり。
もちろんモデレーターのウォーリネンは自分のいけんがかなりあるので、そちらも面白かった。

*Amour fou(1999)
これはシェリーほか、ピアノのスティーブン•デュルーリーとバイオリンのジェニファー•フラッチのトリオ。タイトルは英語でCrazy Love 。音がどんどんかわっていく、そして気分の代わりや高揚が音になってあふれたり、とまったり。

もう一度ディスカッション。
どのようにシェリーがゾーンに出会ったかなどの話。

*Untitle( for Joseph Cornell) (1999)
シェリーのソロ。
これはゾーンが子供の時から知っているアーティストのコーネルを思い、出来上がった作品。近所に住んでいた、太った、そして変わった人だったというコーネル、ゾーンの友達がコーネルのところでアルバイトをしていたという事で、いろいろな面を知った。そして近くのデリでアイスクリームを食べていたコーネル。。。というアーティストの作品からだけではなく、彼の全部からこの作品が出来上がった。


そして最後にもう一度「777」を。

終ってからちょっとだけゾーンに話を聞いた。私たちダンサーは本当、毎地に同じ踊りを踊って、練習して体に入れて。。。とプロセスはかなり長い。オーケストラの場合、本番前に一度あわせてという事が多いと聞く。で、今日のこの「777」はどうか?という私の問いには彼らは、12月に3時間のリハーサルを3回、1月に2、3回、そして今日の公演。踊りに比べるとかなり短いが、それでもオーケストラに比べるとかなりやっている方だろう。その成果は絶対に出ていると思う。
ゾーンはちょっと声の高い、私ぐらいの年(もう少し上かな??)。そちらもびっくりでした。


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終って美術館のロビーに出たら明日からの作品の搬入中。カイ•クオ•キャンという中国人作家の作品。グッゲンハイム美術館始まって以来初めての中国人作家ソロのエキジビションだそう。
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by miki3lotus | 2008-02-06 00:03 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(4)

There Will Be Blood

久しぶりのダニエル・デイ=ルイスの映画There Will BE Blood

ダニエル・デイ=ルイス演じる野心あふれる採掘者プレインヴュー、油田を発見し大物実業家にのし上がっていく話。人を信じない、人を必要としない彼の生き方をデイ=ルイスがすばらしい演技で見せてくれる。台詞がなくとも、彼の表情から何を考えているのかが読み取れる。

デイ=ルイスは一つ役を演じるときには、映画を撮影している間その役になりきるときく。この映画を撮っている時、彼のそばにはいたくない。。。。

この作品、映画内の音楽エフェクトもよかった。そして若くして牧師役のポール・ダノも。


アカデミー賞サイト オスカーノユクエでの予想は下の通り。
ノミネート予想
○ 作品賞(ポール・トーマス・アンダーソン他)
○ 監督賞(ポール・トーマス・アンダーソン) 
○ 主演男優賞(ダニエル・デイ=ルイス) 
○ 助演男優賞(ポール・ダノ) 
○ 脚色賞(ポール・トーマス・アンダーソン) 
○ 編集賞(ディラン・テチナー、タチアナ・リーゲル) 
○ 撮影賞(ロバート・エルスウィット) 
○ 美術装置賞(ジャック・フィスク) 
○ 衣装デザイン賞(マーク・ブリッジス) 
▲ 作曲賞(ジョン・ブライオン) 
▲ 音響賞

(◎=確実  ○=有力、期待  ▲=チャンスあり)
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by miki3lotus | 2008-02-03 02:35 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(0)