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The Hartt School Dance Division Spring Concert

今週末はハートフォードにあるハートスクールのダンス科、スプリングコンサートに行ってきました。SPが正規のディレクターになって初めてのスプリングコンサートです。前回はまだ、代理だったので。

今回の出し物は
ホゼ・リモンの「Choreographic Offering( 抜粋)」
ブルノンビルの「ラ・シルフィード(抜粋)」
パスカル・リユーの「ヴィーン」
エミリー・ラ クロンの「Within the Fold」(新作:ワールドプリミア)
シャノン・ギレンの「DIORITE」(新作:ワールドプリミア)

「ヴィーン」と「Within the Fold」は音楽科の生徒も参加してライブ!
素晴らしかったです。テクニックも、踊りをおどる事をエンジョイしている、そして踊りを感じながら踊っているダンサー達。久しぶりにわくわくしました。
写真が出来たら載せます。

ホゼ・リモンの「Choreographic Offering( 抜粋)」はホゼが師匠のドリス・ハンフリーの事を思い作った作品で、グループの作品。踊る事、グループで動く事、みなの考えを一つにしていく事といろいろなタスクがあります。いろいろなダンサーが一つになる瞬間はとても貴重な時間でした。

ブルノンビルの「ラ・シルフィード(抜粋)」こちらはロマンチックバレエの最たる物。超人間的なシルフとの踊り。モリにも迷い込んだジェームスとシルフの出会い,そしてシルフィード達のおどり。体の線も、感覚も現代の若い子達からはかけ離れているのに、バックドロップもないのに、森が見えるようでした。

パスカル・リユーの「ヴィーン」。これはラヴェルの有名なワルツ。前世紀末の辺りのカオスのヨーロッパ。この作品は1995年に作られた時にみていて、彼のカンパニーRIOULT(リユー)でも数回みている。初演のときは私の友達6人が踊っていて、いまみてもこのパートは誰のパートというのが明確に見える。私にとっては一人一人の顔が見える作品なのに、今回の学生達の踊りを観てびっくり。彼等の踊りになっている!振り付けの中にはこれはたしか・・・?と思う所もあったが、一人一人のキャラクターが良く出ていた。普段はオーケストラで踊られるこの作品、今回はピアノふたつ。これが又良かった。
今回の公演のセンターピース!

エミリー・ラ クロンの「Within the Fold」(新作:ワールドプリミア)はコンテンポラリーバレエの作品。ピアノとバイオリンの作品で、こちらもライブ。ポール・ドレシャーの作曲。流れるような動き、ダンサーの綺麗なライン、動きと音があってきれいな作品。

シャノン・ギレンの「DIORITE」(新作:ワールドプリミア)こちらはとてもアブストラクトな作品。一人のダンサーの動きが全体に広がって行き、最後にはグループがふっと止まり・・・何が起こったのか?と思わせるような作品。(内容をかいてしまうと面白くない!)

どの作品をとっても同じ所はなく、ダンスという分野の中のいろいろな面を見せてくれたコンサートだった。そしてそれをダンサー(学生)達がちゃんとやっている,踊っている事が素晴らしい!!

3回公演でした。私は3回ともみてしまった・・です。
先生方も裏方さん達も一つになった公演でした。

私がダンスの学生だったら、この学校に通いたいぐらいです。
テクニックのクラスは素晴らしい先生達がそろっているし、ペダゴジーのクラス、もあって。音楽学科と演劇学科があるので、その生徒さん達とのコラボレーションもある。いまからはいかれないかしら・・・

無理か・・・



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金曜日の公演の前に知り合いとマーク・トゥエインの家に行ってきました。
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SPのアパートから歩いて5分。あるのは知っていましたが、なかなかねぇ〜近いといかないですよね。東京に住んでいて、東京タワーに登った事がない!というのと同じで。。。
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3階建てのこの家は彼が自分で建てた(もちろん大工さんですが、建築家の人と相談しながら、好きな物をいれて)ので、彼の望んでいたドリームハウスだったよう。いろいろな所に工夫があり、その当時のように再現してありました。家のツアーは写真を撮らせてもらえませんでした。
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美術館内にあるカフェはなんと日本食レストラン!「紫」はハートフォードの町にあるレストランで、経営者は日本人。ちゃんと日本食でした。
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入り口にはこれも!


そしておまけはこちら。なかなかチャーミングなカーティスです!!!(一緒に行った友達です)
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by miki3lotus | 2011-04-25 23:21 | 舞台・劇場・芸術 | Comments(0)

春まじか。。。というより春なのでしょう。

まだまだ肌寒く、雨の多いニューヨーク。
皮のジャケットは手放せません。
東日本大震災の被災者の方々も、まだまだ寒くて大変なのでしょうね。
4月9日にジャパンソサエティーにてチャリティーコンサート、Concert for Japan というのがあり、私はハウスマネージャーの仕事を12時間させて頂きました。これはチケットもぎ、プログラムを配る人、席の配置を担当する人達をみて、公演中、何事もないようにみる仕事です。いつもは舞台の上にいるので、客席の管理がいかに大変かを体験いたしました。ほんと、いろんな人がいますので、大変。
頭が下がります。このチャリティーコンサートはUstremで流され、可成りの人達にみて頂けたそうです。チャリティーなので、もちろん沢山集まって良かったと連絡がありました。

みなさん、ありがとうございました。

来週の月曜日25日にはLaMama劇場にてPrayer for Japanというチャリティーコンサートがあります。これも私はいくつもりでおります。


ガーデンには沢山の水仙、チューリップ、木瓜、シダも芽を出し始め昨年もらった蕗も根付いたようです。ミョウガはどうかなぁ〜

一番始めに咲くモクレンは先週満開。今週は散り始め、一つ、一つ花びらが落ちる時に可成りの音がします。
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私のアイランドには2本の木瓜があり、今年は満開。
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SPの苔ガーデン
後ろ側からとってみました。青々とした苔、なかなかの物です。ここにも木瓜を昨年植え付け、根付いたようで、小さなつぼみがありました。咲くかなぁ〜〜???
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今週末はハートスクールダンス課のスプリングコンサートです。
ハートフォードはまだちょっぴり寒く、モクレンが始まったばかり・・・

春はそこまで来ています!
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by miki3lotus | 2011-04-22 21:34 | 畑・ガーデン | Comments(0)

日常

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東日本大震災後,なかなかエントリーできずにいました。

11日の地震後すぐの週末はコンピューターに釘付けて何も出来ない状態に陥り,可成り意気消沈していた所,友達が「コンピューターをみるな! It will suck you in like Tsunami. you need to be strong as all other people in Japan who survive and suffer, do things you can do as best as you can」といわれました。それも,私よりも若くて,いつもは「全く自分勝手なアメリカ人だなぁ〜」と思っていた友達にです。。。

遠くを離れている日本人にとっては日本というのはただ産まれた国というだけでなく,私達のアイデンティティー,そして日本に産まれた事に誇りを持っている人達が多いと思う。私も今回の事だけでなく,日本人という事が、日本のカルチャーが外国の人にとって驚異であるとともに、尊敬の意を持ってもらっているのを感じていない人は少ないと思う。

そして今回。「そうか,これじゃいけない!」と立ち直ってようやく日記を書く事に。
地震後、3月15日からニューヨーク公演があり,21日まで7回公演。毎回これで最後だという気持ちで踊らせてもらいました。そのお陰もあってか,みなさんに楽しんで頂けたと同時に、考えさせられたとの意見も頂き嬉しかったです。ダンスの先生方からも沢山メイルをもらい,もう少し頑張って踊って欲しいとのエールも。もう少し,頑張りたいと思います!!!
今回の公演の初日にガラがあったのですが、今回は着物で参加しました。母が亡くなる前に作った着物で一度もてを通さずに亡くなりましたが、今回はこの着物で(一緒に購入した帯締めと帯留も)となりはSP、反対側は演出家のロバート•ウィルソン。
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17日の日はNoguchi/Grahamの日でした。イサムのセットとマーサの踊り、私はメディアを踊らせてもらいました。カンパニーの芸術監督にぜひ、公演後にダンサーが客席に出て義援金集めをさせて欲しいと話した所(ダンサーもみなやるといってくれたので)、彼女自身が公演の前のスピーチでその話をしてくれました。イサム•ノグチとマーサのコラボレーションは長く、私達のカンパニーにとって日本という国は切り離せられない!と。 昨日お会いした木暮領事はその晩、観にいらしていて、その話を聞いて胸がいっぱいになったと言われました。

公演が終わり、次の日カンパニーはユタ州に、私はアリゾナ州,トゥーソンにある大学にマーサの作品を振り移しに行きました。来週カンパニーがトゥーソンに行って公演するのですが、その時に彼等も同じ舞台を踏みます。2週間近く、ほとんど毎日作品を教え、時々クラスも教え、その合間に彼等の作品を見たりしまいした。大学の踊りの先生になるのは・・・

4月2日に戻り、3日の夜はTomi Jazzというジャズバーに行って大江千里さんのソロピアのコンサートに行って来ました。もちろんこれもチャリティーです。大江さんはいまこちらニューヨークでジャズを勉強中、そして個人でコンサートをやったリ、Morning Musukoというビッグバンドを結成してJ-Popを演奏しているそうです。大江さんには私の踊りも観に来てもらったり、同じ年という事もあり色々話をさせて頂いております。私は彼がデビューする前にニューヨークにきてしまったので、(私達が23歳の時にデビューですって)全く持って存じ上げずに失礼してしまったのですが・・・そんな事はあまり気にせずにお付き合いしてもらっておりまする!
このコンサートで「君が代」のアレンジをしたのですが、これがもの凄く良く、私の脳裏には踊りが浮かんでしまいました。この話をしたら、「一緒に何かやりましょう!」といってくれて嬉しかったです。いま思案中。

4月5日はグリニッジビレッジにあるBitter Endにて千里さんが渡辺美里さんと二人でチャリティーコンサート。渡辺美里さんも私は生、又はテレビとかでも観たり、聞いたりした事はないのですが、昔友達が送ってくれたカセットテープに「My Revolution」が入っていて、あれを良く聞いて勇気づけられた思い出があります。いま時々聞かせてもらっている千里さんのピアノ、阻止て渡辺美里さんのダイナミック、かつ繊細な声が胸にずしんときました。
この様子はこちらで!
http://www.fujisankei.com/video_library/local-news/Ooe&Misato.html
1:15辺りの左端に私もちょこっと映っております・・・恥ずかしながら。。。白いシャツで眼鏡。はい。
千里さんという人がとてもロマンチックな人なのだというのが、渡辺美里さんがパワフルで、歌がうまい!!!というのが分かり、惚れ惚れいたしました。久しぶりに心にどしんと。

と、このコンサートの始まる前にトイレに行こうとしたら(めちゃ込んでいましたが、私の事なので、トイレに行ってないと一番の時に困る!)「美樹さんですか?」と声をかけられ、ふと観ると、随分昔にニューヨークに舞台を持ってきてやろうとしていた二人の女性がいました。可成り落ち込んでいた所私が「頑張りなさい」と励ましたそうです。(私は自分の思っている事を話しただけだと思ったのですが)その時の事が忘れられないと言っておりましたが、この彼女はいま、ニューヨークのLaMama というアバンギャルドで有名な劇場のマネージャをしているそう。この劇場ではキッドブラザースが、自由劇場が、大野一男が舞台を踏んでいるという有名な所。
音楽演奏家は楽器を置くスペースがあれば直ぐにでもコンサートが出来る!ダンサーはスペースがいって、なかなかすぐには出来ない。。。可成り自分の中で、何も出来なくてどうして良いのか悩んでいました。でももし可能だったらやりたい事はいくつか案があるので、この話をしたら「いつでも場所はおさえますから連絡ください!」と言ってくれて、嬉しかったです。長期戦になる日本の復興なので、ぜひやります!!!

それが終わって、二泊三日でスティーブンのいるハートフォードに行ってきました。税金の計算をしないといけないので、レシートとかも、もって。重かったです・・・・一つクラスも教えてきました。スティーブンの学校では1、2年生はグラハムテクニックを勉強して、3、4年はリモンテクニックになりますので教えたクラスは2年生のくらす。それも後数回で学期が終了なので、クラスでテクニックを教えるよりはテクニックを使って、踊りを教えた方が良いと思い、グラハムの作品から短いセクションを一つ。それでも、デモンストレーションしたら、生徒が「うぁ〜〜」とか「ヒャぁ〜〜〜」はたまた「えっ〜〜〜?」という声も出たりして面白かったです。

そして金曜の夜にニューヨークに戻り、昨日の土曜日。
Japan Societyは昔から日本の文化をこちらに紹介する事をしていますが、今回の東日本大震災の為の寄付金を集めています。赤十字と違って100%日本の団体に送られるという事が発表されているので、寄付をするならこちらです。ちなみに赤十字は寄付をする時に、どれに寄付をするのかをちゃんとかかないとどこに行くのか・・・そして寄付金の30%近くはプールされて(手数料とかですね)70%しか自治体に届かないというのを聞いていたので、私も始めからここには寄付はしたくない!もしするのなら、日本の赤十字だとまだ少しましだというを聞いていました。でも、Japan Society は100%。

これはさておき、昨日はConcert for Japan。
本来なら、J−Dayとか言う、お祭り(折り紙のクラス、日本語のクラス、といった日本の文化を紹介するお祭りを予定していたそうです)だったのですが、アメリカ人の作曲家のジョン•ゾーンが沢山の人に声をかけて、Concert for Japanをしようという事になったそうです。もちろんお祭りもやっていました。急遽決まったのですが、1時からと6時からのガラは$100。それは発表してもうすぐに売り切れ。1時からはフィリップ・グラス、ジョン•ゾーン、ローリー・アンダーソン、ルー・リード。6時からは坂本龍一とゲストの人とのライブコラボレーション。この二つのガラの合間はフリー、出入り自由のライブコンサートでした。

ダンサーの私には出番はなく、でもボランティアなら出来る!と、Japan Societyに働いている友達にメイルしたら、ぜひ手伝った欲しいとの事。もちろん、私で、出来る事なら!!!
と、次にきたメイルをみたら、私にはHouse Managerをして欲しいと。えっ???House Managerというのは観客を客席につかせたり、客席で問題があったら、全てを面倒みるかかり・・・う〜〜〜ん、出来るのだろうか???それもフィリップ・グラスとかも出るし、まして坂本龍一。。。アッシャーさん(席にツテもらう係の人)チケット切る人達の配置、そしてそれがちゃんとうまく行っているかの確認などなど・・・あぁ〜〜〜たいへんでした。フリーコンサートもガラも満員。260人収量する劇場でしたが、それが満杯になったのは4回。入れ替えも4回。。。

この公演はUstreamでライブで流されていました。
観た方もいたかな???

と、12時に行って終わったのは12時。12時間立ちっぱなしでしたが、Japan Societyのスタッフは朝10時頃から12時すぎまで仕事でしたので、私のボランティアなんかはへのかっぱ!(古いかな・・・?)

今日は日曜日、ガーデンにも行きたかったけれど、学校の本を読まねば!!!
そうしたら、仲良しの信恵ちゃんから電話があり、ホイットニー美術館でやっているエドワード・ホッパーは今日まで、チケットがあるけど。。。,いくしかない!!!
行ってきました。ホッパーが85歳ぐらいで死ぬまでに描いた絵、2500枚ほどをこの美術館が保蔵しているのを聞いてびっくり。1920年代の大恐慌の辺りの絵、いまの時代と全く同じような感じがすると思うのは私だけではないようでした。

と、長くなりましたが、東日本大震災後日常に戻る事が一番なのだというのを日本のニュース、友達のブログなどを通して感じ、自分の出来る事を精一杯やることが一番なのではないかと改心した私でした。
長い文章、失礼いたしました。

写真は近くの公園にあるソメイヨシノ。ガーデンのモクレンは明日あたり咲き始めます。カリンは赤い花を咲かせています、水仙、チューリップも始まったし、これから春!!!
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by miki3lotus | 2011-04-11 10:46 | 日常 | Comments(0)